牝馬の年齢による衰えについて調べてみた


以前「年齢が競走馬の競争能力に与える影響について」という記事を書いた。

簡単に言うと競走馬のピークは4歳の秋にピークを迎え、6歳になるくらいから衰えだすという内容である。

で、その記事では馬個体の一般論の話をしているわけであるが、実際に競争能力が低下した馬は引退していくという点は考慮していない。

つまり馬というものは6歳以降能力は低下していくが、そういった馬は引退してしまうはずであり、現役馬だけで見ると、競争能力が低下していない高齢馬だけが残るはずで、そんなに高年齢だからと言って、嫌う必要はないんじゃないかという仮説は成り立つ。

特に牝馬の場合は、限られたエリートしか種牡馬になれない牡馬とは違って、ほとんどの牝馬が繁殖牝馬になれるわけで、もう勝てないなと思ったら、すぐに引退してしまうことも可能なのだ。

というわけで、実際のデータを調べてみた。(牝馬限定戦のみのデータ抽出)

■牝馬・年齢別成績(1~3月)
牝馬(年齢別成績・1~3月)
※2006.1-2015.12

■牝馬・年齢別成績(4~6月のレース)
牝馬(年齢別成績・4~6月)
※2006.1-2015.12

■牝馬・年齢別成績(7~9月のレース)
牝馬(年齢別成績・7~9月)
※2006.1-2015.12

■牝馬・年齢別成績(10~12月のレース)
牝馬(年齢別成績・10~12月)
※2006.1-2015.12

これを見てもらえば、6歳馬の成績が悪いことが分かると思う。

出走数自体6歳になると急激に減少することから、多くの馬が繁殖へ行ったものと想像されるが、繁殖に行かずに現役で頑張っている馬の成績は必ずしも好ましいものではないようだ。

それどころか、このデータだけ見ると、5歳の春から急激に好走率が下がっているようである。

一般的には6歳から競争能力は低下すると言われているのだが、もしかすると牝馬のほうが、競争能力のピークは速いのかもしれない。(誰か理由がわかる人がいれば教えてください)

まとめ
・6歳以上の牝馬の競争成績はかなり悪い
・5歳の春ごろからすでに競争成績の悪化が見られる


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2016/05/12 (Thu) 15:05 | # | | 編集

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