「見習い騎手(減量騎手)を短距離で狙え」という格言は正しいのか調べてみた

藤田菜七子騎手のデビューで賑わっている競馬界。
藤田菜七子絡みの馬券を応援馬券として買っている競馬ファンの方もいるのではないだろうか?


さて、そんな見習い騎手(減量騎手)に関するある競馬の格言がある。

それは「見習い騎手は短距離戦で狙え」というものである。

まだ若手の騎手はレース経験が少なく、ペースをつかめない。そのため長距離戦では成績が上がらないが、ペース配分が複雑ではない短距離戦なら十分に狙えるというのが論拠らしい。

もっともらしいが、実際のところどうなのか、調べてみることにした。


■減量騎手の距離別成績(平場戦)
減量騎手(距離別)

※2006.1~2015.12

こちらを見てもらえば1000~1300mでの好走確率が最も高いことが分かるだろう。

※意外と言ったら怒られそうであるが、「見習い騎手(減量騎手)を短距離で狙え」という格言は一定の信憑性があったのである。

そして、1400m~1600mになると急に好走確率が低下することが分かる。
その後1700m以降になると好走確率が緩やかに改善されるというように見える。

これは推測ではあるが、距離が伸びるにつれて、斤量の影響が大きくなることが理由ではないだろうか。
よく知られているように若手騎手はデビューして5年以内の騎手は、勝利数に応じて、軽い斤量での騎乗が許可されているのである。(平場戦のみ)

・30勝以下:-3㎏▲
・31勝~50勝:-2㎏△
・51勝~100勝:-1㎏☆

とはいえ、2500m以上はサンプル数が少ないので、何とも言えないところであるが…


なお、減量騎手以外の距離別成績もあわせて掲載しておく。

■減量騎手以外の距離別成績(平場戦)
減量騎手以外(距離別)

※2006.1~2015.12


これを見れば、どの距離であろうとも見習い騎手は買えないという結果になる。
(有力馬に乗せてもらえないので、勝率や連対率が低いのは仕方がないが、回収率でも優位ではない)


まとめ
・若手騎手は1000m、1200m戦の成績が最も良い
・ただし、若手以外の騎手と比較して、優位なわけではないことに注意が必要


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