二走ボケは本当にあるのか?


二走ボケとは「休養明けを好走して人気になった馬が、2走めで凡走すること」を指す。
休養明けでまだ体ができあがっていないのに激走してしまった際に反動が出てしまい、2走目では良い走りができないことがあるというのがロジックらしい。

非常に胡散臭いと思うのは私だけだろうか?

というわけで、データを調べてみた。
(なおデータからは昇級・降級が発生したものは除いてある)


■休養明け2戦目の競争成績(前走着順別)
前走着順(休養明け2戦目)
※2006.1~2015.12


■全出走馬の競争成績(前走着順別)
前走着順(全体)
※2006.1~2015.12


前走着順2着、3着で比較したら、休養明け2戦目だろうと、そうでなかろうと、前走好走馬の凡走確率はほとんど変わらないことが分かる。
※前走1着に関してはデータ数が比較する上で十分ではないことに注意してほしいが、休養明け2走目の方が好走確率が高い。

つまり休養明け2走目だから凡走確率が高いという事実はないことになる。

敢えて言うのならば、「好走ボケ」はあるということだろうか。
前走好走していても、今回好走することが約束されているわけではないということである。

当たり前である。



なお二走ボケについては元騎手の坂井千秋さんが面白いことを言っている。


競馬っていうのは本音を言えないスポーツなんだ。
(中略)
敗因をひと言で説明するのに「二走ボケ」っていう言葉はすごく便利なんだ。「二走ボケ」って言えば誰も傷つかない訳だし…。要は、敗因を都合良く説明するための競馬用語で、その言葉の影には様々な要因が隠されていると思ってもいいんじゃないかな。」

http://blog.livedoor.jp/sakai_chiaki/archives/54169168.html


恐らくこれが真実である。


まとめ
・前走好走していても、今回好走するとは限らない(当たり前)
・ただ休養明け2走目の凡走確率が高いかといえば、そんなことはない


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