チェスキー・クルムロフでエゴン・シーレの絵に打ちのめされる競馬中毒者

さてちょっと前にチェコのチェスキー・クルムロフという街にいたので、記録しておこうと思う。

世界遺産にもなっている小じんまりとした可愛い街である。

ユネスコが紹介している動画を見つけたので、興味がある方は是非ご覧いただきたい。



で、この街も過去に来たことがあるわけで、心が荒んでいる私としてはそこまで楽しみにしていたわけではない。それでもここを訪れたのはエゴン・シーレ美術館に行きたかったからである。
※エゴン・シーレは28歳という若さで夭折した天才画家である


10代の頃、私は絵画というものに詳しくなかったのだが、たまたま訪れたこの街で見たエゴン・シーレの絵は衝撃だった。


シーレ1


シーレ4

エロティシズムと苦悩が甘美に交わる世界。
死の予感に打ち震える生命。

多感だったあの時の自分には衝動があったが、今の自分は何を感じるのか?
同じように衝撃を受けるのか?それとも陳腐に思うのか?

そういう興味を持ってこの街を訪れたのである。


で、結果から言うと、良くも悪くもなかった

最初に見た時と同じ感動を求めるのは難しいし、そもそも性というものを神聖視するほど若くもないというのもある。

そしてそれ以上に「展示されている作品のほとんどが原画ではなくコピー作品である」ということを知ってしまったことが大きい。



10代の頃の私はコピー作品を見て、心を震わせていたわけである。


哀れである。


知らなきゃ良かった。



シーレ2


シーレ3

エゴン・シーレが描いたチェスキー・クルムロフ。

この暗澹たる感じは、今の私がチェスキー・クルムロフに抱いた心象風景と似ている。

まあ私の場合、エゴン・シーレが抱いたような高尚な苦悩なんて何もなく、単に裏切られた思いがほぼ全てなのだが…


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