「海外遠征明け初戦の馬は危険」というのが本当か調べてみた


「海外遠征明けの馬は危険である」という通説が競馬界には存在する。

海外遠征ともなると、長時間の輸送だったり、慣れない場所での滞在だったりと馬への負担が高く、調子を落とす可能性が高くなるというのが理由らしい。

というわけで、実際のところどうなのか調べてみた。

ただし、そもそも海外遠征するような馬は強い馬が多いので、勝率や連対率は通常よりも高くなる。そのため他馬と比較しても意味がないので、今回は遠征した馬の初戦と二戦目で比較することにした。


■遠征明けの競争成績
遠征明け
※2006.1-2015.12


まあ見てもらったら分かるんだが、2戦目の成績のほうが優秀である。

というわけで、今回の調査からは「海外遠征明けの馬は危険である」という通説を強く否定することはできなかった。

が、とはいえ海外遠征明けの馬の成績が悪いと呼べるようなデータではないこと、またサンプル数が少なすぎて信頼度が高い検証ではないことは追記しておく。


後、他サイトの記事で見つけた類似の検証記事へのリンクを張っておくので良ければ参考にしてほしい。
海外遠征馬の帰国初戦について考える(データde出~た)


まとめ
・海外遠征明けの馬は危険という通説を完全否定するデータは見つけられなかった


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ダービー(G1)予想 ◎ディーマジェスティ


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【展望】

まあ事前オッズを見てもそうなんだが、やはり皐月賞組が有力である。
ところが過去10年を見る限り、皐月賞の結果は基本的には当てにしにくい。

というのも過去10年で見て、皐月賞とダービーを共に勝ったのはメイショウサムソン、オルフェーヴル、ドゥラメンテだけなのである。
過去には下記のような皐月賞馬がダービーでは涙を呑んでいる。

・2007年 ヴィクトリー 9着
・2008年 キャプテントゥーレ 不出走
・2009年 アンライバルド 12着
・2010年 ヴィクトワールピサ 3着
・2012年 ゴールドシップ 5着
・2013年 ロゴタイプ 5着
・2014年 イスラボニータ 2着


まあこれらの馬を見たら器用貧乏な馬が多いってのが分かるだろう。

というのも当然で、中山だと好位につけられるかどうか、コーナーで捲っていけるかどうかが重要で、器用なタイプが勝ちやすいのである。

だがダービーが行われる東京コースでは器用さはそこまで武器にならない。そのため、ダービーでは勝てない馬が多いというわけである。

皐月賞を振り返るときは、こういった器用さを武器に好走したのか、それとも地力で好走したのかを見極める必要がある。


【有力馬の見解】

ディーマジェスティ
皐月賞の予想を見てもらえれば分かるが、完全にノーマークだった(涙)。

が、大外枠の影響もあって、ずっと外を回しながら、2着以下に0.2秒差をつけたのだから、恵まれたとか、器用さを活かしたいうより、完全に力が抜けていたと評すべきであろう。
特に直線を向いてから、一瞬で抜け出したあの瞬発力は衝撃的であった。(去年ドゥラメンテが皐月賞を勝った時にこの馬がダービーを勝つだろうと思ったもんだが、今年のディーマジェスティも同じような印象である)

というか、もうあれこれ述べるのも面倒なので、皐月賞の動画を張っておくことにする。この映像だけでこの馬の強さは十分分かるだろう。




マカヒキ
今年の皐月賞のラップは下記の通りである。

12.0 - 10.7 - 11.5 - 11.7 - 12.5 - 11.5 - 12.4 - 12.2 - 11.6 - 11.8 (34.2-35.6)

これを見れば前半3Fよりも後半3Fの方が時計がかかっている前傾ペースだということが分かる。最後の末脚は目を瞠るものがあったが、
展開に恵まれたことを忘れてはいけない。

また、皐月賞でも後方待機が嵌った形になるので、今回からも後方からの競馬を踏襲するだろう。だが、いくら東京コースとはいえ、後方からの競馬になるのは脚質的にプラスとは言えないことを忘れてはいけない。かつ川田騎手は追い込み馬に乗ると、仕掛けがいつも遅れ脚を余すことが多いのも懸念材料である。
(参考:競馬は逃げ馬・先行馬が有利であるという話)
(参考:東京・芝2400m考察(コース形態・枠順・脚質・ラップ)

そもそもルメール騎手がダービーには向かないのではということで、マカヒキではなくサトノダイヤモンドを選んだ経緯もある。

これで1番人気が濃厚なのだから、まあ買えないかなというのが個人的な見解である。



サトノダイヤモンド
ルメール騎手はダービーを見越してこの馬を選んだということだが、個人的な見立てではこの馬は皐月賞のほうがより適性があったように思う。展望で書いた器用なタイプというのに一番当てはまるのがこの馬である。

その皐月賞でディーマジェスティに完敗だったのだから、逆転は難しいと思う。消し。



リオンディーズ
道中でかかってしまい先頭に立つ競馬。前半58.4のハイペースでは残れないのも仕方ないかなと思う。これで4着入選に踏ん張っているのだからやはり能力は高いのだろう。

とはいえ朝日杯FS→弥生賞→皐月賞とパフォーマンスを下げてきているのはやや不安。1月生まれということで。2歳時にあった早生まれのアドバンテージが消えつつあるのかもしれない。
(参考:2歳戦は誕生月が1月、2月の早生まれ馬が有利という話

また2000mでかかってしまってたのだから、2400mへの距離延長は不安。これが皐月賞だけの現象ならともかく。弥生賞でもかかっていたことを考えると、そう簡単に修正はできないと思う。

穴馬なら狙ってみたくもなるが、まだ人気の一角になりそうなので、買い辛いというのが本音である。


スマートオーディン
京都新聞杯、毎日杯と連勝しての参戦だが、いかんせん相手が弱すぎる。
3走前の共同通信杯ではディーマジェスティに0.8秒差つけられており、もう勝負付けは終わっていると見ている。消し。


【結論】

本当は枠順とか馬体重とかパドックとか色々確認したうえで予想をすべきなんだろうと思う。
が、もう本命が決まってしまっているので、勿体ぶらずに披露することにした。

ディーマジェスティが抜けて強いと思うので、買うというそれだけである。
ダービーだから適性云々に関係なく一番強い馬に勝ってほしいし、事前オッズを見る限り舐められたオッズになりそうなので、雨が降って重馬場とかにならない限り、多分このまま買うことになると思う。

◎ディーマジェスティ

◎の単勝
※3倍が目安.。つかない場合は穴馬の●●●●●●との馬連・ワイドを遊びで買うだけにする。
※ブックメーカーのほうがオッズがつく場合は、そちらで購入する


今回のレースは有力馬に差し馬が多い。なので穴を狙うなら先行勢から。●●●●●●は前走は好位から脚を伸ばす、強い競馬だった。展開利があれば、このメンバー相手にも一泡吹かせられるかもしれない。

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オークス(G1)予想


【展望】

オークスといえば桜花賞組を狙うのが定石である。

が、その桜花賞であるが、シンハライトとジュエラーが他馬と比較して2枚は強く見えた。というわけで、ジュエラーが怪我で出走しない今、シンハライトが抜けた存在だと考える。オークスで距離延長で逆転が云々という話を聞かないわけではないが、ちょっとやそっと距離が伸びたところで逆転できる差ではないと思う。
(参考:競馬は陸上競技の中距離走


というわけで、後はシンハライトに対抗できる馬が別路線組にいるかどうかというのが判断のポイントになるわけだが、まあ期待できるとしたらチェッキーノくらいであろうか。
フローラS組はチェッキーノに惨敗だったわけで期待できるわけもなく、スイートピーS組もレベルが低い。500万下組に期待するのも酷だとすれば、もう対抗馬が見当たらないのである。

つまり今回のオークスは、シンハライトvsチェッキーノというどうしようもないほどに凡庸な見解である。


【有力馬考察】

シンハライト
まあこの馬が強いのは分かり切っているので、チェッキーノが対抗できるかどうかだけ考える。
チェッキーノが対抗できないと考えるなら、単勝2倍つけば、まあ狙っていいんじゃないかなってのが見立てである。

チェッキーノ
まずはフローラSを振り返ってみる。

12.8 - 11.6 - 11.6 - 11.7 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 11.4 - 12.4 - 12.3(36.0-36.1)

というラップタイムを見てもらえれば分かるが、息の入らない平均ペース。最後の2Fのタイムが落ちているように消耗戦となった。

このレースを制していることからチェッキーノはスタミナ的には問題がないはずで、距離延長は苦にしないと考える。

ただ一方で、フローラSでチェッキーノが強く見えたのは他馬が沈んでいったからという要素が大きい。

距離が変わって東京芝2400mは持久力よりも瞬発力が求められる舞台で、巷で言われているほど適性は高くないんじゃないかと不安に感じなくもない。
(参考:東京・芝2400m考察(コース形態・枠順・脚質・ラップ)

またチェッキーノは34秒台の上りしか出したことがなく、33秒台を連発しているシンハライトと比較して最後の末脚の切れ味でも明確に劣る。

じゃあペースが上がるかというと、今回逃げるであろうエンジェルフェイスのルメール騎手は思い切った逃げを打つタイプではなく、できるだけペースを落とそうとしてくるはずなので、期待薄であろう。

というわけで、個人的にはシンハライトの牙城を崩せる気がしないというのが結論である。


【結論】

◎シンハライト

◎の単勝
※単勝2倍が目安

もし単勝オッズがつかなければ穴っぽい所で●●●●●●との馬連・ワイド馬券を買おうと思う。瞬発力勝負ならシンハライトを除いたメンバー相手なら十分太刀打ちできると思う。

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東京・芝2400m考察(コース形態・枠順・脚質・ラップ)


日本ダービー、オークス、ジャパンカップの舞台となる東京・芝2400mについて考察してみる。

pic_course_3d.jpg
pic_course_turf2_tokyo.gif

スタートから最初の直線までの距離は約350m。外枠の馬は最初のコーナーまでにポジションをとれないと、外を回され、距離損が発生する。そのため内枠有利

最後は520mの長い直線。この長い直線を意識してか、3コーナー・4コーナーでペースが上がってのラスト4F勝負となることは少なく、基本的には直線を向いてからの残り3F勝負となる。そのため瞬発力勝負になりやすい。

東京コースと言えば長く良い脚を使えることが重視されるが、それよりも直線を向いた瞬間にトップギアに入れられるかの瞬発力のほうが重要である。

脚質別のデータを見る限り、逃げ馬は捕まりやすく、他コースほど有利ではない。その分差し馬・追い込み馬にとっては、比較的追い込んできやすいコースと言える。


【参考データ】

■枠番別成績
東京・芝2400m(枠順)

■脚質別成績
東京・芝2400m(脚質)

■平均ラップ(馬齢・クラス別)
東京・芝2400m(ラップタイム)

まとめ
・内枠有利
・瞬発力勝負に強い馬が有利


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ヴィクトリアマイル(G1)予想

【展望】

去年までのヴィクトリアMのセオリーと言えば「4,5歳馬を狙う」というものだった。週の半ばにアップした「牝馬の年齢による衰えについて調べてみた」にもあるように、基本的に6歳以上の牝馬は買い辛い。とはいえ、去年はそのセオリーを嘲笑うかのようにストレイトガールと、ケイアイエレガントが好走したわけで、あんまり気にしすぎるのも良くない(当然だが個体差はあるので、それぞれの馬をちゃんとジャッジしよう)というのがまずは当たり前の話。

で、土曜日の競馬では、京王杯SCでサトノアラジンが1.11.6というレコードタイ記録で勝ってしまっているように、かなりの高速馬場とみてよいだろう。時計勝負になると見て、予想を組み立てたい。


【有力馬考察】

ミッキークイーン
オークス・秋華賞の2冠馬なのだから能力はここでも最上位だろう。
高速馬場への適性という意味でも、どうように高速馬場での開催となった秋華賞で大外枠をものともせずに勝ち切ったのは大きい。レッツゴードンキが馬鹿みたいなペースで逃げてくれたおかげで、持久力も問われる流れになったのはこの馬にとってありがたかったと思うが、それにしても強い勝ち方だったと思う。
あえて懸念をあげるとすれば、これまで後方待機で結果を出している点。
今回は前もそう簡単には止まらないと思われ、差し切れるかは微妙なところである。
後は1番人気をどのように捉えるか。個人的には他に買いたい馬がいるので、本命にはしない。


ショウナンパンドラ
何とってもジャパンカップ馬なのだから、実績ではここでも最右翼。
ただある程度持久力が求められる展開でこそ力を発揮する馬で、今回のような時計勝負が強い印象はない。実際去年のヴィクトリアマイルでも8着に沈んでいる。
今回もおそらくは後方待機なんだろうが、この馬場では前も止まりにくいはずで、それを差してくるだけの絶対的なスピードは持っていないと思う。
オッズ的に見ても消しといて問題ないだろう。


スマートレイヤー
これまでの出遅れ癖が嘘のようにここ2走逃げて買っている。
ただ両レースともスローペースと展開の恩恵をかなり受けていた。今回はレッツゴードンキの存在からそこまで簡単に逃げれるとは思えず、厳しい展開になることが予想される。
過去2年ヴィクトリアマイルで結果を出せていないのも不安である。
これらを踏まえた時に3番人気で買えるとは思えない。消し。


ルージュバック
まあこの馬も本当はすごい怖いんだけど、ミッキークイーンを本命にしてないのに、この馬を評価するのもどうかなと。能力的にはミッキークイーンとの勝負付けは終わったように思う。それでいてそこまで人気が落ちてないので、手を出しにくいというのがとりあえずの印象である。


ストレイトガール
週の半ばに6歳以上は厳しいと書いておきながら、この馬が本命である。
スプリンターズS、ヴィクトリアマイルの勝ち馬で、スピードの絶対値では牝馬だけではなく、現役馬屈指ではないだろうか。今回は高速馬場でスピードの絶対値が問われると見ているので、この馬を外すわけにはいかない。
後は能力が落ちていないかという点だが、秋にスプリンターズSを制しているわけで、急激な能力の落ち込みは考えにくい。前走にしても香港帰りの休み明け、しかも叩き台なわけで、もともと繁殖のために引退の予定だったのを先延ばししている点からも、まだ期待していいんじゃないかなと。
それでいて人気が落ちているのだから、ここは狙うべきだろうというのが個人的な見解である。


クイーンズリング
この馬のルージュバックと一緒である。デムーロ鞍上で本当に怖いんだけど、やっぱりミッキークイーンを本命にしてないのに、この馬を評価するのもどうかなと。


レッツゴードンキ
この馬も本命にしてもいいんじゃと考えた馬の1頭である。
ただこの馬はスピードの絶対値は高そうだが、持久力にはやや不安がある。東京1600mは持久力が必要な舞台だと思っているのだが、オークスや秋華賞を見る限り、この馬にそれを期待するのは酷な印象である。
せめて内枠を引いて、脚を貯める競馬ができれば、違った結果もありそうなもんだが、外枠でおそらくスピードに任せて逃げる形になれば、最後は脚が続かないと考えた。消し。
【参考】東京・芝1600m考察(コース形態・枠順・脚質・ラップ)


【結論】

正直今回のメンバーで予想をするのは難しい。上記では触れられていないが、マジックタイム・シュンドルボン・ウインプリメーラ・ウリウリあたりも怖かったリはする。自信があるのはショウナンパンドラの消しくらいである。

というわけで大勝負するレースではないというのは前提で、本命はストレイトガールにする。これも自信があるというわけではなく、単にオッズ敵に妙味があるからというのが大きい。

まあ、競馬で勝つには、勝つ馬を探すことを頑張るより、オッズ的に妙味がある馬を探すのが重要なので、まあそんなに悪い予想ではないとは思う。

◎ストレイトガール

◎の単勝、複勝
※単勝10倍、複勝3倍が目安


馬連・ワイドは相手を絞れないので今回は買うつもりはないが、ストレイトガールのオッズがつかなければ大穴の●●●●●●との馬券をかって夢を見ようと思う。まあこの馬も高速馬場なら出番があってもおかしくないとは思う。

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牝馬の年齢による衰えについて調べてみた


以前「年齢が競走馬の競争能力に与える影響について」という記事を書いた。

簡単に言うと競走馬のピークは4歳の秋にピークを迎え、6歳になるくらいから衰えだすという内容である。

で、その記事では馬個体の一般論の話をしているわけであるが、実際に競争能力が低下した馬は引退していくという点は考慮していない。

つまり馬というものは6歳以降能力は低下していくが、そういった馬は引退してしまうはずであり、現役馬だけで見ると、競争能力が低下していない高齢馬だけが残るはずで、そんなに高年齢だからと言って、嫌う必要はないんじゃないかという仮説は成り立つ。

特に牝馬の場合は、限られたエリートしか種牡馬になれない牡馬とは違って、ほとんどの牝馬が繁殖牝馬になれるわけで、もう勝てないなと思ったら、すぐに引退してしまうことも可能なのだ。

というわけで、実際のデータを調べてみた。(牝馬限定戦のみのデータ抽出)

■牝馬・年齢別成績(1~3月)
牝馬(年齢別成績・1~3月)
※2006.1-2015.12

■牝馬・年齢別成績(4~6月のレース)
牝馬(年齢別成績・4~6月)
※2006.1-2015.12

■牝馬・年齢別成績(7~9月のレース)
牝馬(年齢別成績・7~9月)
※2006.1-2015.12

■牝馬・年齢別成績(10~12月のレース)
牝馬(年齢別成績・10~12月)
※2006.1-2015.12

これを見てもらえば、6歳馬の成績が悪いことが分かると思う。

出走数自体6歳になると急激に減少することから、多くの馬が繁殖へ行ったものと想像されるが、繁殖に行かずに現役で頑張っている馬の成績は必ずしも好ましいものではないようだ。

それどころか、このデータだけ見ると、5歳の春から急激に好走率が下がっているようである。

一般的には6歳から競争能力は低下すると言われているのだが、もしかすると牝馬のほうが、競争能力のピークは速いのかもしれない。(誰か理由がわかる人がいれば教えてください)

まとめ
・6歳以上の牝馬の競争成績はかなり悪い
・5歳の春ごろからすでに競争成績の悪化が見られる


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「関西馬の関東遠征は買い」が本当か調べてみた


「関西馬の関東遠征は買い」という格言がある。

わざわざ、阪神や京都でも開催がある中、東京や中山へ遠征してくるのは勝算があってのこと、というのが理由らしい。

ただそれが理由なら、「関東馬の関西遠征は買い」となっても良いように思う。

というわけで実際のデータを調べてみた。
※並びは勝率 /連対率/複勝率 / 単回値 / 複回値の順


まずは関西馬のデータである。

■関西馬(栗東所属)の関東(東京・中山)での成績
全成績 11.9%/ 21.5%/ 30.9% 80円 / 81円
芝   13.0%/ 22.8%/ 32.3% 78円 / 79円
ダート 11.3%/ 20.9%/ 30.1% 81円 / 81円
※2006.1-2015.12

■関西馬(栗東所属)の関西(阪神・京都)での成績
全成績 7.1%/ 14.2%/ 21.2% 75円 / 77円
芝   7.0%/ 14.1%/ 21.1% 73円 / 75円
ダート 7.2%/ 14.3%/ 21.3% 76円 / 78円
※2006.1-2015.12


これを見てもらえれば分かるが、関西馬の東京・中山での成績は非常に高い

つまり「関西馬の関東遠征は買い」という格言が正しいことが分かる。



続いて関東馬のデータである。

■関東馬(美浦所属)の関西(阪神・京都)での成績
全成績 3.6%/ 8.1%/ 13.4% 40円 / 60円
芝    3.5%/ 7.3%/ 12.9% 31円 / 56円
ダート 3.7%/ 8.4%/ 13.6% 44円 / 62円
※2006.1-2015.12


■関東馬(美浦所属)の関東(東京・中山)での成績
全成績 6.5%/ 13.1%/ 19.7% 66円 / 72円
芝   6.5%/ 13.2%/ 19.9% 69円 / 70円
ダート 6.5%/ 13.0%/ 19.6% 64円 / 74円
※2006.1-2015.12


なんと悲しいことに、関東馬の場合は、遠征のほうが成績が悪いという結果が出た。

つまり「関東馬の関西遠征は買えない」ということである。



なお数年前までは関西馬のほうが関東馬よりも強いという西高東低が盛んに言われていた。
ただ美浦でも坂路が整備され、その差は詰まってきているともいわれている。

というわけでサンプル数が少なくなってしまうのではあるが、過去3年の期間でも調べてみた。

結果としては、下記である。


■関西馬(栗東所属)の関東(東京・中山)での成績
全成績 10.2%/ 19.2%/ 27.8% 85円 / 75円
芝   11.7%/ 19.8%/ 28.8% 99円 / 75円
ダート 9.4%/ 18.8%/ 27.2% 77円 / 75円
※2013.1-2015.12

■関西馬(栗東所属)の関西(阪神・京都)での成績
全成績 7.0%/ 14.0%/ 21.0% 75円 / 75円
芝   7.0%/ 14.0%/ 21.0% 75円 / 74円
ダート 7.1%/ 14.1%/ 21.1% 75円 / 75円
※2013.1-2015.12


■関東馬(美浦所属)の関西(阪神・京都)での成績
全成績 2.6%/ 7.0%/ 11.4% 33円 / 43円
芝   3.0%/ 7.1%/ 11.6% 46円 / 46円
ダート 2.5%/ 7.0%/ 11.3% 29円 / 42円
※2013.1-2015.12


■関東馬(美浦所属)の関東(東京・中山)での成績
全成績 6.4%/ 12.9%/ 19.5% 63円 / 71円
芝   6.4%/ 13.0%/ 19.5% 64円 / 68円
ダート 6.5%/ 12.9%/ 19.4% 63円 / 72円
※2013.1-2015.12


傾向としては「関西馬の関東遠征は買い」、「関東馬の関西遠征は買えない」という結果は変わらないものの、以前ほど関西馬が関東圏において猛威を振るっているわけではないことは注意しても良いかもしれない。

とはいえ、西高東低はいまだ続いているようである。

まとめ
・関西馬の関東遠征は買いである。
  ※ただし傾向は少しずつ弱まりつつある
・関東馬の関西遠征は買えない。


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NHKマイルC(G1)


【有力馬の見解】

メジャーエンブレム
決して強くないと思っているわけではないんだが、1番人気で買える気はしないというのが正直なところ。

牡馬との混合G1において牝馬の1番人気は手が出しにくい。しかも牝馬にとって東京1600mは決して良い条件ではない。
【参考】牝馬の得意・苦手コースを調べてみた

そのうえ桜花賞の敗戦で、今回は逃げの手に出るだろうが、東京マイルは逃げ馬にとって鬼門である。桜花賞でスタートを遅れたのも不安で、今回も出遅れるようなら、シュウジ、シゲルノコギリザメと速い所もいるため、スタートからかなり押していかざるを得ない。その場合に長い直線を凌ぐのは至難の業である。
【参考】東京・芝1600m考察(コース形態・枠順・脚質・ラップ)


クイーンSの強い勝ち方が評価されているのだろうが、あの時の東京はかなり速い馬場だったため、タイムを鵜呑みにできないし、2着以下のメンバーを見ても、そこまで特筆する内容ではないかなと。

というわけでオッズ的にも妙味はないし、今回は消しとする。


ロードクエスト
追い込み馬は買わない。それだけである。
※今回はハイペースになりそうなので展開は向くかもしれないが、その恩恵も前が止まりにくい馬場で相殺されるかなと。
【参考】競馬は逃げ馬・先行馬が有利であるという話


トウショウドラフタ
ファルコンS(G3)は0.3秒差をつける強い勝ち方だったが、いかんせん上がり38.5が1番時計なのだから、参考にはできないだろう。

新潟2歳Sではロードクエストに1.6秒差をつけられた馬であるし、1600mでは結果を出したことがない馬だし、消しとする。


ティソーナ
目下2連勝中ではあるが、相手は微妙である。デムーロ鞍上で人気してるんだろうが、さすがにこの人気では買えないかなと。


イモータル
共同通信杯は2着だったが、勝ち馬が後に皐月賞を完勝するディーマジェスティなのだから、まあ仕方ないといえば仕方ない。むしろ消耗戦の中、0.2秒差に踏ん張った点を評価したい。

今回もハイペース・消耗戦と予想しているので、この馬に展開は向くのではないだろうか。

サウジRCは戸崎騎手がうまく乗れなかった印象だし、朝日杯FS(G1)は前が詰まっての敗戦なので、度外視していいだろう。

今回は、戸崎騎手を確保できたのもプラスだし、枠もちょうど良い所を引けたと思う。

というわけで、押し出された感じはあるんだが、この馬を本命にすることにした。まあ今回はかなりメンバーが弱いと見ているので、それなら皐月賞馬といい勝負をしたこの馬を狙うってのは、オッズも悪くないことだし、狙いは十分立つかなと。


で、個人的にはイモータルの単・複を買うつもりなんだが、穴馬を買いたい人には●●●●●●をお薦めしておく。イモータルを評価してるのだから、この馬も評価するのは当然である。それで人気薄なのだから買っておいて損はないだろう。

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【結論】

◎:イモータル

◎の単勝・複勝
※単勝は10倍、複勝は3倍が目安。つかない場合は●●●●●●との馬連・ワイドを遊びで買うだけにする。

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東京・芝1600m考察(コース形態・枠順・脚質・ラップ)


NHKマイルC、ヴィクトリアマイル、安田記念の舞台となる東京・芝1600mについて考察してみる。

pic_course_3d.jpg
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スタートから最初の直線まで542.5mと長いため、枠の内外で有利・不利はほとんどない。あえて言うのならば、中枠の成績が良い。

また、オープンクラス以上になると最初の長い直線で先行争いが激しくなることが多く、緩みのないレースになる。(未勝利戦や500万下とは傾向が違うので注意)

最後は520mの長い直線。この長い直線を使っての追い比べとなり、ラスト1Fのタイムは落ちる消耗戦になることが多い。そのため逃げ馬は捕まりやすく、他コースほど有利ではない。(例:阪神1600mの逃げ馬の勝率は14.2%)

一方で、直線が長いこともあって、追い込みが決まりやすいイメージも持たれているが、差し馬・追い込み馬は数字的には決して良くないことには注意が必要(他コースと比べて顕著に追い込みが決まりやすいという事実もない。例:阪神1600mの追い込み馬の勝率は2.1%))。

結局狙い目は、先行馬である。

【参考データ】

■枠番別成績
東京芝1600m(枠番)

■脚質別成績
東京芝1600m(脚質)

■平均ラップ(馬齢・クラス別)
東京芝1600m(ラップタイム)

まとめ
・中枠有利
・逃げ馬には厳しいコース
・とはいえ追い込みは決まりにくいので注意


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牝馬の得意・苦手コースを調べてみた


牡馬と牝馬の違いについて調べてみた」という記事を書いた。

簡単に言うと、「筋肉量と最大酸素摂取量が違う」ということなのだがそれにより得意・不得意とするコースがあるのではということでデータを調べてみることにした。


なお今回は牝馬のコース別の成績が知りたいわけではなく、大まかな傾向を知りたかったため、データが500レース以上取れないコースは除外してある。

2000mよりも長い牡・牝混合レースには牝馬の出走自体が少なく、ほとんどのコースでデータは500以下だったことに注意してほしい。統計誤差が大きいためはっきりしたことは言えないが、2000mを超えるレースでは牝馬の成績が良くないことは一応付記しておく。


■芝コース別成績上位10(牝馬)
牝馬成績上位コース(芝)
※2006.1~2015.12

■芝コース別成績下位10(牝馬)
牝馬成績下位コース(芝)
※2006.1~2015.12

■ダートコース別成績上位10(牝馬)
牝馬成績上位コース(ダート)
※2006.1~2015.12

■ダートコース別成績下位10(牝馬)
牝馬成績下位コース(ダート)
※2006.1~2015.12

で、これらの結果から、牝馬の傾向をあげると下記のような感じだろうか。

・短距離>長距離
・芝>ダート
・函館・札幌コースが得意(夏開催のためか?)
・東京コースは不得意


長距離が苦手というのは最大酸素摂取量が牡馬より劣るという点から予想通りだし、ダートが苦手というのも筋肉量が劣るのでそりゃそうかなと思う。

函館・札幌コースの成績が良いのは、「夏は牝馬」という格言通り夏は走るので、夏開催になる函館・札幌は相性が良いのかもしれない。(直線が短いのが良いだけかもしれないが…。いずれにせよ夏は牝馬という格言はどこかで別に検証したい)

また、東京コースが苦手というのは、長い直線で持久力が問われるのが厳しいのかもしれない。
新潟コースの成績がそこまで悪くないように見えるのは、新潟の場合、芝が軽いのでそこまで持久力が求められないというのが理由だろうか。
(もしくは新潟も夏開催が多いからかもしれない)


意外だったのは、筋肉量が必要と言われている急坂(中山や阪神)での成績がさほど悪くなかったことだろうか。
(平坦なほうが成績が良いように見えるが、それよりも距離や直線の長さのほうが成績への影響は大きいように見える)

まとめ
・牝馬はダートが苦手
・牝馬は長距離が苦手
・札幌・函館が得意で、東京が苦手


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