スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


「偶数枠は有利、奇数枠は不利」というのは本当か調べてみた


「スタートが良くない馬なので偶数枠希望」
「スタートを待たされることになる奇数枠は不利」

競馬新聞や競馬ブログを読んでいるとこういった言説を目にすることがある。

実際レースを見ていれば分かるが、ゲート入れは通常、奇数枠→偶数枠→大外枠の順で行われる。

奇数枠に入った馬はスタートまで待たされるため、集中力を欠いたり、興奮したりしやすく、出遅れやすいというのが理由らしい。

というわけで実際に調べてみた。

----------------------------------------------------------------------------
馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
----------------------------------------------------------------------------
偶数 17333- 17058- 16911-191889/243191 7.1% 14.1% 21.1% 75 77
奇数 17161- 17436- 17567-201285/253449 6.8% 13.7% 20.6% 69 73
大外 2540- 2476- 2329- 26992/ 34337 7.4% 14.6% 21.4% 74 76
----------------------------------------------------------------------------

※データは過去5年。(2012.3~2017.3)

データを見てもらえれば分かると思うのだが、成績は奇数枠→偶数枠→大外枠の順で良くなっている。

つまりスタートまで待たされる時間が短ければ短いほど、成績が良くなるということがデータ上示されたわけである。
(大外枠の成績が良いのは揉まれにくい、砂を被りにくい(ダートの場合)などの影響もありそうだが…)

まとめ
・奇数枠より偶数枠に入った馬の方が成績は良い


↓参考になった方、クリックお願いします
にほんブログ村 競馬ブログへ
スポンサーサイト


出遅れが有名なデムーロ騎手について調べてみた


出遅れが有名なデムーロ騎手について、少し調べてみた。

調査前の仮説は下記二つである。

①出遅れてもスムーズに追走できる外枠の方が成績が良いのではないか?
②出遅れにくい偶数枠の方が成績が良いのではないか?



まず「①出遅れてもスムーズに追走できる外枠の方が成績が良いのではないか?」についてであるが、下記のようになった。

-----------------------------------------------
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
-----------------------------------------------
内枠 142-102-76-476/938 17.8% 30.6% 40.5%
外枠 193-152-127-637/1109 17.4% 31.1% 42.6%
-----------------------------------------------


勝率だと内枠が良く、連対率・複勝率は外枠の方が良いという結果である。というわけで外枠の方が買いやすい気がしないでもないが、内外でそこまで顕著な差はないというのが結論である。


次に「②出遅れにくい偶数枠の方が成績が良いのではないか?」について調べてみた。

-----------------------------------------------
馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
-----------------------------------------------
偶数 169-128- 91-583/971 17.4% 30.6% 40.0%
奇数 166-126-112-530/934 17.8% 31.3% 43.3%
-----------------------------------------------

信じられないことであるが、後入れで出遅れにくいと言われている偶数枠の方が成績が悪い

つまりデムーロは「出遅れにくい偶数枠を買った方がよい」という競馬の一般則は当てはまらないことになる。

恐ろしい人である。

以上、あまり役に立たないかもしれないが、デムーロ騎手の出遅れ考察であった。


【参考データ 】

-----------------------------------------------
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
-----------------------------------------------
1枠 33- 31- 23- 95/182 18.1% 35.2% 47.8%
2枠 36- 23- 22-118/199 18.1% 29.6% 40.7%
3枠 32- 25- 19-125/201 15.9% 28.4% 37.8%
4枠 41- 23- 12-138/214 19.2% 29.9% 35.5%
5枠 38- 42- 36-133/249 15.3% 32.1% 46.6%
6枠 47- 36- 23-157/263 17.9% 31.6% 40.3%
7枠 61- 43- 38-169/311 19.6% 33.4% 45.7%
8枠 47- 31- 30-178/286 16.4% 27.3% 37.8%
-----------------------------------------------

-----------------------------------------------
馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
-----------------------------------------------
1番 29- 22- 16- 63/130 22.3% 39.2% 51.5%
2番 17- 16- 14- 73/120 14.2% 27.5% 39.2%
3番 24- 18- 17- 85/144 16.7% 29.2% 41.0%
4番 22- 16- 10- 77/125 17.6% 30.4% 38.4%
5番 23- 24- 13- 64/124 18.5% 37.9% 48.4%
6番 29- 19- 14- 82/144 20.1% 33.3% 43.1%
7番 22- 12- 16- 64/114 19.3% 29.8% 43.9%
8番 25- 16- 13- 83/137 18.2% 29.9% 39.4%
9番 16- 15- 18- 62/111 14.4% 27.9% 44.1%
10番 14- 19- 16- 79/128 10.9% 25.8% 38.3%
11番 22- 10- 10- 75/117 18.8% 27.4% 35.9%
12番 23- 20- 4- 75/122 18.9% 35.2% 38.5%
13番 20- 14- 15- 62/111 18.0% 30.6% 44.1%
14番 24- 12- 10- 55/101 23.8% 35.6% 45.5%
15番 9- 10- 7- 44/ 70 12.9% 27.1% 37.1%
16番 11- 10- 9- 45/ 75 14.7% 28.0% 40.0%
17番 1- 1- 0- 11/ 13 7.7% 15.4% 15.4%
18番 4- 0- 1- 14/ 19 21.1% 21.1% 26.3%
-----------------------------------------------

※データは過去5年のもの。(2012.3~2017.3)


まとめ
・内枠・外枠で成績に顕著な差はない
・なぜか偶数枠より奇数枠の方が成績が良い


↓参考になった方、クリックお願いします
にほんブログ村 競馬ブログへ


「ダートは芝と比べて高齢馬でも活躍できる」という話が本当か調べてみた


芝のレースに比べ、ダートレースは高齢馬でも活躍できるという話を聞いたことがある。ダートの方が芝よりも脚元の不安が少ないため、長く活躍できるというのが理由である。

ただ怪我の心配ははともかくとして、心肺機能は年齢と共に落ちていくという事実は芝馬、ダート馬を問わない筈である。
【参考】年齢が競走馬の競争能力に与える影響について

それならばダートなら高齢馬でも活躍できるというのは眉唾のように思うのだがいかがであろうか?というわけで調べてみた。


■芝の重賞
・出走馬の平均年齢:5.4歳
・1着馬の平均年齢:4.9歳
・1~3着馬の平均年齢:5.0歳

■ダートの重賞
・出走馬の平均年齢:5.6歳
・1着馬の平均年齢:4.9歳
・1~3着馬の平均年齢:5.2歳

※2007.1~2016.12:2歳限定・3歳限定の重賞を除く


ややダートの方が高齢でも活躍しているように見えなくもないが、その差はそれほど大きくなく、予想をするうえで、「ダートは高齢馬でもOK」と言えるわけではないことが分かるだろう。

やはり当初の想定通り、サラブレットである以上、芝馬であろうがダート馬であろうが、加齢には勝てないという事かと思う。

まとめ
・ダート馬は芝馬よりも高齢でも活躍できるというのは嘘


↓参考になった方、クリックお願いします
にほんブログ村 競馬ブログへ


馬場ごと(良、稍重、重、不良)の枠番別成績を調べてみた


読者の方からリクエストを頂いたので、馬場ごと(良、稍重、重、不良)の枠番別成績を調べてみることにした。

まずは芝での結果である。

■芝・良馬場における枠番別成績
枠番別成績(芝・良)

■芝・稍重馬場における枠番別成績
枠番別成績(芝・稍重)

■芝・重馬場における枠番別成績
枠番別成績(芝・重)

■芝・不良馬場における枠番別成績
枠番別成績(芝・不良)

馬場が悪くなればなるほど、内枠の成績が良くなり、外枠の成績が悪くなるという傾向が見て取れるだろう。


次にダートでの結果である。

■ダート・良馬場における枠番別成績
枠番別成績(ダート・良)

■ダート・稍重馬場における枠番別成績
枠番別成績(ダート・稍重)

■ダート・重馬場における枠番別成績
枠番別成績(ダート・重)

■ダート・不良馬場における枠番別成績
枠番別成績(ダート・不良)


ダートの場合は逆に馬場が悪くなるほど、内枠の成績が悪くなり、外枠の成績が良くなるという傾向が見て取れる。※不良馬場では内・外の差がなくなるが…


上記の現象が起こる理由であるが、馬場状態による脚質の有利不利が影響しているものと考えられる。詳しくは「重馬場になると逃げ馬・先行馬が有利というのは本当か?

芝にしろ、ダートにしろ、先行有利になるほど内枠の成績が上がり、差し有利になるほど外枠の成績が上がるということかなと。

まとめ
・芝レースでは馬場が悪くなるほど内枠有利
・ダートレースでは馬場が悪くなるほど外枠有利。ただし不良は除く


↓参考になった方、クリックお願いします
にほんブログ村 競馬ブログへ



骨折が競争能力に影響を与えるのか調べてみた


競走馬が骨折をした場合、骨折前ほどのパフォーマンスは望めないようなイメージがなんとなくではあるのではないだろうか?

というわけで、実際の所どうなのか調べてみた。

で見つけたのが、次のデータ。

疾病の予後統計
※データの出所はJRA競走馬総合研究所。
※画像は「おら一口馬主さ始めるだ」様より拝借


これを見てわかるのは、骨折は屈腱炎ほど絶望的な疾病ではないこと、中手骨、中足骨の骨折は競争能力の低下を齎しそうだが、第1指骨の骨折は気にしなくてよいということだろうか。
※獲得賞金は現役期間の長さにも影響されるため、疾病による離脱期間の影響のほうが競争能力の低下の影響よりも大きいかもしれない。

馬体骨名称


また、「『ドゥラメンテ秋断念 3歳馬の骨折と今後への影響』JRA競走馬研究所」という記事の中に3歳時における骨折について言及している箇所があったので、引用しておく。
なお、記事には他にも色々と面白い内容が含まれているので、興味がある方は目を通されると良いだろう。


赤見 繰り返しになるのですが、若い時期の骨折というのは、成長過程で起きうることと考えると、特に影響は考えなくていいと?

高橋 そうですね。腕節の骨折の場合、骨片が小さくて、きれいに取れていれば、そう言っていいと思います。きちんと手術をしてある程度の休養を取っていれば、腕節がずっと腫れたり、大きな骨膜が出るということもあまりないのかなと思いますね。


以上が調べた結果である。

骨折明けの競争馬の取捨に悩まれる方の参考になれば幸いだがどうだろうか。

まとめ
・骨折は屈腱炎ほど競争能力に影響を与えない
・骨折の箇所によって競争能力への影響は異なる
・中手骨、中足骨の骨折は競争能力低下の傾向がある
・第1指骨、第1趾骨の骨折は競争能力への影響は見られない
・3歳時の骨折は競争能力への影響は小さい 


↓参考になった方、クリックお願いします
にほんブログ村 競馬ブログへ



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。